一般社団法人

サステナビリティ・コーディネーター協会

Japan Sustainability Coordinator Association (JaSCA)

 世界の観光地で、持続可能な観光の推進役として活躍する「サステナビリティ・コーディネーター」という存在をご存知でしょうか。

 近年、日本でも「持続可能な観光」への関心が高まってきました。

 2020年には観光庁が、GSTC(世界持続可能観光協議会:Global Sustainable Tourism Council)が管理する国際基準GSTC Destination Criteria(GSTC-D)に準拠した「日本版持続可能な観光ガイドライン(Japan Sustainable Tourism Standard for Destinations:JSTS-D)を開発、公表。また、2023年3月に政府が閣議決定した新たな『観光立国推進基本計画』では、「持続可能な観光地域づくりに取り組む地域」数を2025年までに100地域、そのうち50地域を「国際認証・表彰地域」にするという目標値が掲げられています。

 観光庁のガイドラインを観光振興計画に取り入れる自治体や、さらには持続可能な観光の国際認証・表彰制度の取得に取り組む自治体も少しづつ増えております。

 一方、観光分野におけるサステナビリティのプロフェッショナルとしての「サステナビリティ・コーディネーター」の必要性や意義、ぞの実務や求められる能力などの理解は不十分な状況です。

 観光地の「サステナビリティ・コーディネーター」には、国際基準GSTCにおけるマネジメント、社会経済、文化、環境の各基準・指標やその仕組みに関する理解はもとより、関連法令の理解、行政の意思決定過程の把握、宿泊・旅行業などの実務など幅広いスキル、ノウハウが求められます。

 日本において、持続可能な観光を定着していくためには、プロフェッショナルとしての「サステナビリティ・コーディネーター」の存在が不可欠です。そのために、まずは先駆的に活動を続けているサステナビリティ・コーディネーターが連携し、その培った知見を共有し、体系化・標準化を進め、更なる研鑽を重ね、全国への専門人材の普及を図ることのできる組織が必要であると考え、本協会を設立しました。

名称一般社団法人サステナビリティ・コーディネーター協会
Japan Sustainability Coordinator Association (JaSCA)
代表青木 真郎
所在地北海道・虻田郡ニセコ町
Niseko Town, Abuta-gun, Hokkaido, JAPAN
連絡先電 話: 090-8897-8643(代表直通)
メール: info@japansca.org